わらしげちょうじゃの日記

人生笑顔の分だけ成功する

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日本が世界の中心になる唯一の方法

   



実業家、国連大使など様々な肩書きがある原丈人氏の本、「新しい資本主義~希望大国日本の可能性~」を読みました。
21世紀の国富論なども私の中では好きな本の一つなのですが、今日は「新しい資本主義~希望大国日本の可能性~」の内容に印象を受けたことを書いていきます。

現在、アメリカ、日本、ヨーロッパを初め、20世紀まで世界を引っ張ってきた先進国は元気がなく、それはどこの国の人々も感じていることです。私は現在21歳ですが、生まれてからずっと「失われた20年」と背中合わせでした。正直、20歳前後のこれから社会に飛び出す多くの若者は日本の経済発展が起こり、再び世界を牽引する大国として君臨することを想像出来ないでしょう。なぜなら私達は物心がついてから「日本は先細りだ」、「これからの日本は衰退するだけだ」という多くのネガティブな言葉を聞いて生きてきたからです。でも、私は問いたい。

 

本当に日本はもう復活することができないのか?

 

ということを。

経済発展というものは主に2つの方法でしか発展しません。一つは「凸凹を直す」、もう一つは「凸凹を作る」ことです。「何を行っているんだ?」という人がいると思いますので、これから説明していきたいと思います。

一つ目の「凸凹を直す」という部分は皆さんなんとなくわかると思います。この世界には先進国という高いステータスの国と後進国という低いステータスの国があります。このようなステータスは国により高い、低いがあり、まるでデコボコのように世界を覆っています。多くの人はこのデコボコを格差と言い、糾弾します。
しかし、多くの場合、経済発展というものはこの格差がなくなる時に起こるものです。この21世紀に目を見張る経済発展をした中国にしても、別に世界を変えるような製品や技術を開発して発展したわけではありません。ただ、世界でダブついている投資マネーが中国を対象にしただけで、もうすでに先進国で当たり前になったサービスを中国に持ち込んだだけです。どのサービスももうすでにあるものなのです。その証拠に貴方は中国発の世界を牽引する技術や製品を知っていますか?

ただ、そのような「凸凹を直す」経済発展は必ず終わりが来ます。何故ならデコボコを直すだけでは先進国に追いつくことはできても追い越すことは出来ないからです。あくまで既存のサービスを新しい市場に持ち込んだ結果起こるお金の動きだからです。もう中国は目を見張る様な経済発展を起こすことは出来ないでしょう。次は比較的安定しているベトナムか、人口世界4位のインドネシアか……どちらの国にしても現在の日本やアメリカを抜かすことは難しいでしょう。そこに未来はなく、せいぜい10年の寿命です。東南アジアの経済発展を刈りつくしたら、次はアフリカでしょうか?それとも南米?経済差のデコボコを直しつくした後には一体何が残るのでしょうか?

実際、日本はデコボコの天辺にいるので、後進国から先進国になる際の「デコボコを直す」経済発展は100%できないでしょう。

だけど日本にはもう一つの経済発展、「凸凹を作る」の可能性があります。これは新しい技術、製品を作って世界を牽引していくことです。
世界の経済差をデコボコと表現しましたが、そのデコボコはヘコませて作るわけではなく、何か世界を変えるような製品や技術が開発され、それを所有していた国の経済が飛び抜けて成長して起こるものです。

18世紀〜19世紀ではイギリスで発明されたエンジン。
これをコア技術として蒸気機関車が出来、自動車も走り始め、皆さんもご存知の産業革命がイギリスを中心にして起こりました。
自動車が出来れば輸送業や観光業など2次的、3次的に反映していき、国民の懐は温まります。
それはまるで、湖に落とした石を中心に波紋が広がるようなものです。エンジンという石を落とし、蒸気機関車という波紋が起こり、その波紋を受けて、タクシー業などの別の波紋が起きるようなものです。どの時代もエンジンのようなコア技術を持っている国が世界を牽引していきます。

20世紀ではTCO/IPプロトコル。これは20世紀のコア技術として未だに私達の生活の一部となっているのは、パソコンなどを使っている人たちはご存知でしょう。
TCO/IPプロトコルという石が世界という湖に落ち、パソコンという波紋が起き、その波紋がさらにFacebookなどの新しい波紋を起こして起きたのがITバブルです。
そんなTCO/IPプロトコルというコア技術を持っているアメリカがインターネットテクノロジーという分野で成功しているのは疑いのないことです。

だけどアメリカもそのコア技術を使いはたしました。新しいWeb サービスどれほど出てきてもMicrosoft、GoogleやFacebookのような企業は出てこないでしょう。

今まで書いたように経済の発展の中心にはコア技術があります。18世紀のイギリスだったらエンジン、20世紀のアメリカだったらTCO/IPプロトコルのように。

このコア技術を確立することができた国はその時代、世界を牽引することが出来るのです。

なので、日本はこれからコア技術を育てるような投資をすべきだと思います。それはインターネット企業では決してありません。今のインターネット関連企業はもう「ベンチャー企業」ではなく、中小企業です。「インターネットベンチャーだって新しいことに挑戦しているんだよ」という人もいるかもしれませんが。新しいことに挑戦することは企業として当たり前のことです。今はベンチャー企業とただの中小企業を履き違える人たちが多いのではないでしょうか?
「本当に」世界を変えるようなベンチャー企業は数十億のお金をつぎ込まれて、世界最高峰の頭脳を集めても100社に1社しか生き残れない、だけど成功したら世界を変える、そんな会社です。

だから日本はそのようなコア技術を開発しようとしているベンチャーに資金を流す仕組みを作り、法人税率を下げ、世界の優秀な頭脳を日本に呼び込むべきです。
この世界を牽引する技術を開発することが日本が経済発展出来る唯一の方法です。

日本には世界で一番勤勉な民族がおり、お金も技術もあります。ただ足りないのは「自分たちが世界を引っ張るという心意気」だと思います。

私も最終的には投資出来るレベルまでお金が貯まったらそのような「ハイリスク過ぎるけども、実現出来たら世界を変える」ような企業に投資してみたいですね。

では!

 

 

 

 - Opinion, Unkwon

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