わらしげちょうじゃの日記

人生笑顔の分だけ成功する

*

アルバイト先の居酒屋の社長から学んだこと〜彼が財布に常に30万円を入れている理由〜

   




【ベトナムでプラスチック製の椅子の上で飲むビールも飽きてきたんだけど、その原因は枝豆がないことではないかとふと最近考えたシゲ(@S_shig4)より】

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俺が最初にアルバイトをしたのは大学1年生の時。
アルバイトを探していた俺の目の前に面白い名前の居酒屋があったから、
その電話番号を調べて、電話をかけたのを覚えている。


その居酒屋は俺の家から歩いて15分位のところに位置しており、
某大手の支社があるところから、非常に良質の客に恵まれた居酒屋だった。

値段も激安というわけではないから、お客さんも大学生などはあまり見かけなかったし、
そこまで大きな問題も起こったことがなかったような気がする。

そんな居酒屋での俺の仕事はキッチン。
注文通りに料理を素早く作る役だ。ただ料理といっても予め社員の人が仕込んだものを混ぜたり、
焼いたり、煮たり、チンしたりという簡単なものだった。

シフト的には5時半位から夜10時位なのだが、洗い物や床掃除などのキッチンの後仕事をしたら、
たまに「まかない」を貰えることがあった。


外食といったら、牛丼の並位しか買えない貧乏学生の俺は毎回ありがたくその「まかない」を頂戴していた。

前置きが長くなったが、今回話す内容はそんな「まかない」を食べた時に、その居酒屋の社長から聞いたお話。


俺が働いていた居酒屋は小さいながらも店舗が2〜3程あり、社長はそれらの店舗を順番に見ていたりしてたから、
だからその社長とちょいちょいキッチンで仕事をしたこもあるし、仕事が終わった後、話したりしたことがあった。



だからその日、俺が「まかない」を食べている時に、社長が「おう!シゲおつかれさん!」と話しかけ、木製の小ぶりの椅子に腰掛けることも全然不思議なことではなかった。

その腰掛けた社長はビールジョッキに入った水を飲みながら、「コンフォート・ゾーンって知ってるか?」と俺に話しかけた。

「いや、わかりません」と「まかない」の唐揚げを食べながら答える俺。

「まかない」の唐揚げ丼を食べるのに集中していたし、俺自信の性格も中々にひねくれているから、
結構失礼に答えたかもしれない。
そんな俺の返答を聞いて苦笑いを浮かべた社長は腰に巻いている前掛けから財布を出しながら、
「シゲ!いつも財布に何円位入っている?」と尋ねた。


大体3,000円くらいですね〜
正直、あまりお金はないから最小限、緊急時に必要な金額がそれくらいですし・・・
ぶっちゃけ万札とか持っていたらそれだけ金つかっちゃいそうだし。

そう唐揚げ丼を口に含んで言った俺の回答を聞いた社長は、

「そうか。だけど俺は財布に絶対30万円入れているんだよ」と回答を重ねながら、
俺に万札が何十枚も入っている長財布を見せてきた。


月8万円くらいのアルバイト代をせこせこ稼いだ俺からしたら目が飛び出るような金額だった。
まず金額もそうだが、まず財布に30万円なんて入れても使う機会なんかないじゃないかと思ったし、
ただ単純にクレカ使えばいいんじゃね?と思っていた。


そう思った驚きと怪訝そうな感情が入り混じった俺の表情に気づいたのか、社長は続けてこう言った。


「確かに普通に生活したら30万円なんて使わないし、それくらいの大きい金額はクレカで支払った方が効率的なんてのも知っている」

「だったらなんで。。。」と聞く俺に即応するかとのようにさらに社長は話し続ける。


これを言うと、とても多くの人はビックリするんだけど、財布に30万円が入っていることは、俺にとっちゃ普通のことなんだ。
俺がまだ見習いだった頃に、ふと思いたって貯金していた30万円を全て引き出して、財布に入れてみたんだ。

もちろん俺だって最初から財布に30万円が入っていることに慣れる訳はないんだ。

どこかに財布をおいてきたら?

誰かに盗まれたら?

そんなことよりも俺の金銭感覚が緩んで、散財してしまったら?

色々なことが不安だったし、何か違和感を感じた。
だけど、俺は何故かこの違和感が重要だと感じて、どんなに金がなくても30万円は常に財布にいれておくようにした。


おっとちょっと喉乾いたから水飲むわ。


。。
。。。
そういえばどこまで話したっけ?
あ〜そうだそうだ。
財布に30万円入れておく、これが俺に与えるソワソワした違和感は半端ないものだった。
だけど、それを続けると、違和感が減ってくるんだよ。

さらに不思議なことに、どんなに金を使っても財布にはすぐ30万円が補充されるんだよ。
。。。おい、そんな白い目で見るな。話を続けるぞ。

まあ、確かに全然不思議でもないんだが、いつのまにか財布に30万円ないとこそばゆい感覚になってしまうんだよ。
10万円入っていてもシゲの30倍以上の金額が入っているわけだから日常生活には十分なはずなんだが、
何故かそんな感覚になるんだよ。だから、こそばゆい感覚を消すために金を稼いで、っていうのを繰り返したのさ。

「まあ、何が言いたいかと言うと、財布の金額じゃなくても自分が成長するためには、自分の心地良い範囲を超えなくてはならないんだよ。その心地良い範囲がコンフォート・ゾーン。その範囲であぐらをかいていたら、もう成長しないんだよ?お前も30万円おろして、財布に入れてみたら?」と冗談っぽい言葉で締めくくり、
水を煽った社長の言葉を聞いて、
「だったら給料を上げてくださいよ〜」と冗談で対応しながら心のなかでは「確かにそうかもしれない」と思っていた。

俺の財布にはいつも3000円入っているけれど、1000円しか入っていなかったりすると凄い不安になるし、
逆に万札なんて入っていたら、それも違和感があって、すぐに使っちゃうかもしれない。

多分、それって俺達の人生もそう。
スマップが歌った「世界で一つだけの花」が大ヒットして、皆がオンリーワンなんだよって言っているけれど、
実際には目に見えないランクを俺達は感じている。

学歴、年入、友達の数、、、、そんなことは皆決して言わないけれど、誰もが肌に感じる。

俺達には目に見えないランクがあり、格差があることを。


そして俺達は自分のランクにいる時が安心し、そのランクが俺達のコンフォート・ゾーンになる。
似たような人がいて、似たような考え、似たような話題を話す、それが心地よく感じる。

もし、それが本当に自分の幸せだと自信を持って言える人はそのままコンフォート・ゾーンで過ごせば良いと思う。



だけど、もし心の奥底で、自分のコンフォート・ゾーンの上におぼろげに見える世界に興味があるなら、
違う世界に手を触れてみたいと思うなら、

そのコンフォート・ゾーンから抜け出さないといけない。
財布に3000円しか入れていなかったのに、急に30万円をいれるように、
何か自分のコンフォート・ゾーンを帰るために何かをしなくてはならない。


例えば、俺は大学生だったが、その時にあった人というのはやはり大学生が多かった。
経営学部だったからというのもあるが、特にビジネスに興味のある大学生によくあった。

しかし、ベトナムにマネージャーとして赴任したら、会う人は激変した
大学の学部長、日本語学校の学長、大手グループ企業の社長、常務、理事長など、
大学生時代には絶対俺が会えないような人達と出会えた。


最初はもちろんホーチミンの現地事務所の立ち上げの陣頭指揮をとることなんて完全に俺の
コンフォート・ゾーンを超えていた。
給料などは少ないながらももらっていたから、死ぬほど追い詰められるようなことはなかったけれど、やはり違和感は半端無かったよ。(立ち上げに関しての記事はこちら→俺がベトナムで一体全体何をしているのか書いてみた。その一


だけど、それでも1年もやっていたら慣れてくる。
多分「大学生」から「マネージャークラス」というクラスが俺のコンフォート・ゾーンになったんだ。

お金はないけれど、この感覚は今後も生かせる。

もっともっと、俺は上のコンフォート・ゾーンを見たいし、もっと違和感を感じたい。

こういうことを書いていると俺がギラギラしている人だと思うけれど、違うんだ。

ただ、自分が知らない世界を見たいという好奇心があるだけなんだよ。

ただ、コンフォート・ゾーンの下に落ちることに恐怖し、上に行く勇気もなく、その快適範囲に縋り付いている自分が嫌いになるからなんだよ。


あと持論だけれど、この違和感とい名の刺激を受け続けないと、人生がめっちゃ短く感じると思うからさ。
詳細はこちら→「時間は早く感じる」それは貴方の心の警告音〜アインシュタインから学んだこと〜



だから、もし貴方が自分のコンフォート・ゾーンから抜け出したいなら、
上に手を伸ばして、違和感を体いっぱいに感じてみてはいかがですか?


ちょっとだけ興味がある人は財布に30万円いれるのもよいかもw


では!

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